FC町田ゼルビアサポーターミーティング 質疑応答パート全問答

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FC町田ゼルビアサポーターミーティング 質疑応答パート全問答

ーそれではここから質疑応答に移らせて頂きます。質問のある方は挙手の上お名前をおっしゃって頂き、質問をお願い致します。マイクはスタッフがお持ち致します。なお、ご質問は1回の質疑で1つまでとさせて頂きます。また本日の議事と大きく離れる内容はご遠慮いただくようお願い申し上げます。

それではご質問のある方、挙手をお願い致します。

FC町田トウキョウはくそダサい

質問者A「〇〇と申します。お忙しい中、お時間いただきましてありがとうございます。伺いまして今思っていることと、質疑応答なので質問もしなくてはいけないと思いますので質問まで入れさせて頂きます。

結論から言うとですね、大変残念な気持ちで聞いています。先ず残念に思った理由の1つ目、チーム名、FC町田トウキョウですか、くそダサいなと思います。(会場から拍手が沸く)

あの、町田って特殊な土地なのを藤田オーナーもご存知だと思います。大友さんは間違いなく知っていると思うんですけれど、要は「神奈川県町田市」で郵便物が届くんですよ。あと、心なく「神奈川」とか言われるわけですよ。で、最近はそれを踏まえて町田は町田だという、こうマインドがですねだいぶ醸成されてきているのかなと思います。

今回のこのFC町田トウキョウという名前はですね、町田は町田だという今の流れから完全に外れていて、こう、みんなに神奈川って言われるのが嫌だからトウキョウってつけたのっていう風に見えるんです。それが大変ダサい。

今まで町田、そういう周りにJリーグのチームがいっぱいいる中で、それでも親会社もほぼ無い状態でJ2まで上がってきた町田の誇りみたいなものを全く無視したブランディングだなっていう風に凄く思えるんです。それが僕がこの名前を残念だなと思う1つ目の理由です。

2つ目の理由、ゼルビアというのはもともとゼルコバとサルビアを重ねた、そこは町田にこだわってるなあっていう意味の言葉だという所からも、応援する側としてはストーリー性を凄く感じていたんですね、とてもこう、町田に由来して町田だから出来る、町田だからここまで来てるっていう、ストーリーを凄く感じられる、えー、ストーリーを感じてました。特に2007年、2008年から見ていた者としては、それを凄く感じています。

トウキョウという名前にはストーリー性が一切感じられません、あの、特にこうサッカー、先ほど藤田オーナーがおっしゃってた山口に行った時のサポーターのみなさん、あのロジカルじゃないんですよ、サッカーの応援するのって、感情で動く、感動の為に動くところがあるので、そのロジカルで決められて、その方が良いだろうというものに対して、心が動かないと全然反応が出来ないんですね、そういう意味でとてもこうストーリーとして入り込める名前じゃないなというのが2つ目に思ったことです。

3つ目、トウキョウという名前をつけて東京に広がっていくとはとても思えない、多分、ヴェルディが川崎から東京に移転した時にも凄く苦しんでいたと思います、今は凄い時間を掛けて広がって行っていると思いますけれど、名前つけたからと言って東京に広がっていくとはとても思えませんって言うのが、私の思った3つの、この名前が残念だと思った理由です。

それを踏まえて、やはりリブランディングというコンセプトを聞いていると、今、野津田にアクセス悪い中、集まっている4000人、5000人が減ってでもどうにかしたいという風に見えるんです、聞こえるんです。そうじゃなくて今いる4000人、5000人がもっと来やすくなる、もっと増えるような、町田の中でも増えるようなことを取り組んで欲しかったなっていうのが、思いとしてあります。明らかに町田に残りますとは言っているんですけれど、町田の中で深く、人口の2%来れば8000人、3%来れば野津田満員です。そういう状況に持ち込もうという意思が感じられなかったのが、私はとても残念でした。

そういう視点で、まあスポンサー獲得って意味では仰る通りなのかも知れませんけれど、サポーターという大事なところ、入場料収入というところ、大事なところを、こう踏まえて、この名前じゃなきゃいけなかったのか、どうしても納得行かないんですけれど、その点もう少し詳しく思いを聞かせて頂けませんか」

藤田『はい、ありがとうございます。

えっと、まあその、まあくそダサいという風に思われるそうですけれど、まあ現フロント陣と、いろんな形で議論致しまして、最初は実は「FC東京町田」という、それの商標登録が先ずSNSで漏れたという経緯もあったんですけれど、やはり「F町」と呼ばせようと、「FC町田」をブランディングしていこうとで、この名前に着地したんですが、そう感じられないかも知れませんが「ゼルビア」という名前は意外と覚えずらいんです、みなさんにとっては、えーと思われるかも知れないんですけれど、あの長崎とかも覚えずらいんですよ、パッと上の名前が出てくる人が、本当にJ2を良く見ている人しか出てこなくて、やっぱりそれが結構あの、正式名称言わせる時に少しネックになるということもあり、先ほど言ったように。

あと野津田の2%来ると、説得力のある話で、それが出来たらいいなという風に思うんですけれども、それを踏まえて、もしかしたら他のスタジアム、もっと駅に近くて、その可能性もかなり探してみたんですけれど、まあ単純に土地の関係で、絶望なくらい難しい。そうすると、まあ放映権とか、我々AbemaTVやっていますから、映像的な価値が、世界中から見てくれると、しかも日本中から見てもらえるようなサッカーになれば、これは別にスタジアムなんて遠かろうが、価値があると、それを踏まえた上でその、世界から選手が集まるような名前にしたいということで、何とかトウキョウをつけて、まあアジアのどこかで次のキャリアを積もう考えているサッカー選手が、チョイスの選択に入るというようなチームの名前にしようということで、まあみんなで話し合って落ち着いたという経緯があります。

あと、ストーリー性という意味で言うと、全てはリブランディング、再出発という言葉を使わせて頂きましたけれども、今日みなさんにこう集まって頂いて、直接お話しているのも、まあこれをライブ配信しているのも、ある意味ストーリーの一つであり、再出発するのにどうしてもこれが必要と言うか、まあ、要はJ1のチームに上がるにあたって、本当に下川会長が身銭を切って、本当に気の毒なくらいお金を使ってやってきたものを引き継いで、なんとかしていこうという中には、あの、そういうクラブの歴史として長く刻まれるような、今日は転換点と言うか、まあそれを伝えていければいいなという意味で、使わせてもらいました。

あとまあ、東京に広まるとは思えないと、言うことでしたけれども、まあそういう意味では我々一応AbemaTVをメインで、この優良コンテンツに、日本テレビがかつて巨人軍でかなり優位になったように、まあ人気チームになって欲しいと、今はほとんど中継することなどは先行投資としてやっていることですけれども、まあそういう思いもあってやっているものですから、まあ東京に関わる人が少しでも応援してくれるような、えーかつての読売巨人軍のような形にしていければなと、難しいかも知れないんですけれど、そういう思いを込めてこの名前をつけております』

ACL出場?

質問者B「〇〇と申します、今回このような場をお作り頂きまして、ありがとうございます。

質問だけ2点、今感じたことを申し上げます。

先ず1点目は、町田から東京にというところで、今パワーポイントを見たんですが、具体的にどのようなことをやって、町田から東京にっていう具体策はあるのでしょうかと言うのが先ず1点、2点目が今見た、約7,8年でACL優勝というところまで目標を立てたのですが、まあ先ほど人件費の面でも神戸と20倍以上差があると、そういう中で優勝していくだけの戦力を整えるっていう覚悟をサイバーエージェント側にあるのかどうかって言うのをお聞かせ頂きたいと思います。

そこまで書くのであれば、そのような計画があるとは思いますので、よろしくお願い致します」

藤田『はい、ありがとうございます。

あの、町田から東京にじゃなくて、町田から世界へという風に言っておりまして、世界に出ていく、世界にブランディングしていく上で「東京」という言葉が有効であるということで「トウキョウ」をつけているわけですが、マーケットを東京に広げる上でも、やっぱり世界から見た時にあの、意識したものと、さっきの東京をつけるのはダサいと、そこはちょっともう、土地の歴史みたいなものはどうしようもないので、あの東京にというよりも世界に向こうと、そういうことでつけた名前でございまして、特にこの名前をつける上で一番意識しているのは、外国人選手の獲得なんです。

今の時点ではヴィッセルみたいに凄く獲れるわけではありませんけれど、でも若くて優秀な選手、まだ世界にはいっぱいいますから、そういう選手を獲るにあたって、まあクラブハウスとか練習場がちゃんと整わないと動いてもしょうがないという風な考えかたから、ハード面が整うまでは大きな動きはしないという風にしていますけれど、ちゃんと十分お迎えできる態勢が整えば、そういう選手の獲得に乗り出そうと、そうすると結構な人件費が掛かって、もうそれはサイバーエージェントの役員会でもピリピリして見られているんですけれども、その段になってちゃんとストーリーが作られていないと厳しいと、このゼルビアからトウキョウにする、これがみなさんにとって物凄く大きなことであるというのは分かりますけれど、これ1つ反対にあって出来ませんでしたというのでは、もう予算の取りようもないので、もう我々としては計画が頓挫してしまうというような状況なので、そういう意味では覚悟を持っているので、このようにみなさんの前に来て、まあはっきり言ってそのまま正直に、ありのままをお伝えしているものであります。

まあ、その選手を獲得すれば強くなるとはもちろん言いませんけれども、少なくとも今の選手人件費の延長線上でやるというのは非常に厳しい。仮に上がれたとしても、J1で戦い続けるのが厳しいチームになってしまうので、その上を見て、ちゃんと選手の補強と態勢を整えていきたいとそのように考えております』

質問者C「このような機会を頂きありがとうございます、〇〇と申します。

えーっとではまあお伺いしたいんですが、ACL出場を目指すということをおっしゃっておられます、まあ25年に出来るかというのは非常に疑問の残るところではありますが、そこは置いておいて、その25年くらいの時に、ACLの出場の基準と言いますか、スタジアムの基準がだいぶ変わっているかと思います、この1万5千人の野津田のスタジアムで先ず開催出来るかということ、開催出来なかった場合に、例えば国立を使うと、国立を使った際にまたこうなんて言うんですかね、町田から出ていくんじゃないかという風に、不安を持つ方っていうのはいらっしゃると思うんですよね、まあそういうのを含めて、今後スタジアムに関して、なんて言いますかね、1万5千人には増えるんですけれど、2万人とか3万人とか入るスタジアムをなんとか出来るのかっていうのが先ず疑問に思っております、あとすみません、もう1つになっちゃうんですけれど、レディースとユースについてどうお考えかっていうところをザっといいんで教えて頂けたらと思います」

藤田『ありがとうございます。

あのACL出場出来るのか疑問であるというのは、正直僕も目の前を見たらJ3に落ちるかも知れないというような試合をしているのに、確かにイメージが沸かないんですけれど、やっぱりそういう期待がもてる、ワクワク出来るようなチームにしないとダメだと思っていますので、まあそこは現時点でリアリティが無いと言われたら僕も同じですとしか言いようが無いのですけれども、そういうチームにみんなで力を合わせてしていこうと、えー今日伝えたいと思って来ました。

その野津田の件ですけれども、町田市が本当に頑張ってくれて、1万5千の観客席に増やしてくれたので、あのやっぱり野津田スタジアム凄く大事にしなくちゃいけないという風に思っているんですけれども、あの何ですか、野津田に拠点を置きながら、たまに国立を借りるとか、たまにまあ味の素はあんまり無いと思いますけれど、渋谷に出来る新しいスタジアムを借りるとか、そういうことは別にあってもいいと思います。

あくまで拠点は野津田であって、実際あの町田市からGoogleマップで調べると、結構行ける時間があまり変わらない、掛かる時間が実はあまり変わらない、都心にいてもあまり変わらないということが分かりましたし、その何ですか、でも一個言えることは、スタジアムを移るっていう計画はないです、と言うか、町田にいい土地が出ればまた考えますけれど、それ以外は無いです。

あとレディースとユースに関しては、町田は歴史的に良い選手を輩出する育成のシステムがあって、それにも関わらずユース組織がしっかりしていないと、大きな問題を経営として抱えていますので、そこを強化しようという話は役員会でいつも出ています。ちょっとまだレディースに関しては話が、正直言って話が無かったんですけれど、今後話し合っていきたいと思っております』

「ゼルビア」は価値の無いもの

質問者D「はい、よろしくお願い致します。

あのリブランディングということで、先ほどあのロゴだとかキャラクターが出ていました。であの具体的にですね、今後それをどう展開していくのか、まあ今10月ですので、もう来シーズンというのも意識されているのではないかと思いますけれども、例えばそのゼルビーくんはスタジアムのキャラクター、さっきのアニメのキャラクター、それを具体的にどういう風に展開をして、グッズとかに関しても今あるロゴを具体的にどう展開していくのか、その辺をお聞かせできるなら教えて頂きたいと思います」

藤田『はい、ありがとうございます。

あの、新ロゴでの展開というのはまだちょっと細かくは、現時点でお話出来ることはあまり無いのですけれども、あのブランド力を上げて、ここでプレーしてみたいとか、このチームの濃いサポーターじゃなくても、ユニフォーム着ていると気持ちいいとかカッコいいとか、そういう風になっていかなくてはいけないので、まあ今後、ブランド管理を徹底してやろうという風に考えておりますので、今後作るグッズだとか、このキャラクターを使った映像コンテンツっていうのをかなりクオリティが高いものを頑張って作っていきたいと思っておりまして、まあそれらを使う際のブランド管理っていうものを過去よりもかなり厳格にやって、町田の、FC町田のイメージを上げていくというか、ブランド力を上げて、ブランド力が上がると今度はそこにスポンサーがつきたいという風になっていくので、そういう順序で考えております、それプラス、やはりチームが強くないといけないっていうのがスポーツの場合どうしてもあるので、そこは両輪なんですけれども、それらを全部やっていけば、収益も増えてまあチームも強くなると、ポジティブスパイラルに乗せていくんじゃないかと、そのように考えております』

質問者D「具体的なのはまだ何もないんですか」

藤田『一応来シーズンから変えるつもりです。グッズとか展開ですか、これから作ります。

今日、あのご承認を得たらと言うつもりではあるんですけれども、正式にリリースを出して、えーまだ今シーズンが続いていますから、このオフシーズンの間に様々な準備をしていくという感じです』

質問者E「〇〇と申します。よろしくお願い致します。

あの、一番思うことが、今まで積み上げてきたものが、価値の無いものと言われてしまっているような気がするというところが凄くあります。

やっぱりサッカーチームって、選手も変わって監督も変わって行く中で、拠り所にしてきたところって、やっぱり名前、FC町田ゼルビアっていうこの名前と、顔であるこのエンブレム、それを正直拠り所にして、まあいろいろありますけれども、応援してきたっていうのがあります。

確かにおっしゃるように、東京であったりだとか、まあそういうところでビジネスチャンスって言うのが生まれてくるっていうのも分かりはするんですけれども、やはり私はビジネスで応援をしていないので、やっぱり気持ちって言うか、とても抽象的な話で申し訳ないんですけれども、やっぱりそれが今までガムシャラに応援出来た拠り所、それが正直なところです。

で、正直なかなか、クラブのスタッフさんも数が少なくて、資金力もなくてっていう中で、まあプロモーションであったりだとか、あとは入場者数を上げるっていうところに対して、やりたくても出来なかったことって沢山あると思いますし、今でもやれていないことが沢山あると思うんです。

なので、もう変えるっていうお話が出たとことで、駄々を捏ねているようでみっともないかも知れないんですけれど、FC町田ゼルビアっていう名前とこのエンブレムでまだやり切れていないこと、それをやれるだけやって、やれるだけガムシャラにやって、それでもそこに届かないのであればっていうところじゃダメなんでしょうかっていうのが私の気持ちです。(会場から拍手が沸く)

それをやって頂ける会社というか、スポンサーだと思っていますし、そこまでやるって言うのであれば、僕もガムシャラに一緒にやりますし、どうしても今のこの名前とエンブレムで、そこを目指して、世界を目指してやっていくっていうのは出来ないんでしょうか。っていうのが私からの質問です、よろしくお願い致します。(会場から拍手が沸く)」

藤田『はい、ありがとうござます。

あのー立場が、同じゼルビアを応援する立場としても立場が違うので、なかなかちょっとご理解頂けないかも知れませんけれども、まあ僕は先ほどプレゼンの中でも言いました通り個人のお金を出しているわけでは無いんです。

これは社員が稼いできたお金、決して安くない金額を投入するわけで、そして株主が投資をしていて、えーちゃんと合理的に説明がつく投資でないと、それは当然株主背任だということになるんですが、まあそんな中で、ゆっくりやっている時間が出来るような額であれば、それはゆっくり見ようよっていうことなんですけれども、サッカーっていうのはとんでもない金額が掛かるので、あの、今の延長でやっていては、まあ価値が無いという風には、積み上げたものに価値が無いと冒頭におっしゃいましたけれど、価値が無ければ投資は当然しないと、Jリーグのチームというのは非常にポテンシャルがあるし、可能性を持っていると思っている、だからIT企業が今参入しているんだと思うんですけれども、まあそんな中、要はゆっくりやっている時間がないので、一気にやらないと説明がつかないと、逆に言うともっと、この十分の一だったら、僕のポケットマネーを出して、ゆっくり今やるべきことを全部やろうと言っていられるんですけれども、J1に上がるチームになるともうそれが難しいと、という中で最善の折り合いを探して、まあこれを提示したというのが僕の考え方で、まあ多くの方が拍手をされましたけれど、本当に受け入れられないんだったら、もうそれはしょうがないです。そういう意味では今までひたすら尽くしているつもりでやってきていますので、それで本当に誠意を込めてありのままを説明して、それでも嫌だとおっしゃるんだったら、もう諦めるしかないとしか言いようがないのですけれども、まあ分かってもらえると思って、今日来て話しているわけですけれども、変えるのもゼルビアがトウキョウになるのがほとんど全てで、まああとエンブレムも変わると、しかもまあおっしゃる通りだと思うんです、選手も監督も変わる中で唯一の拠り所なのかも知れないんですけれども、町田の地にあるJリーグのチームというのは普遍であって、そのストーリーをちゃんと繋ぐために、こうして明らかにしてみなさんの目の前で説明をしに来たわけですから、このストーリーは繋げないということであれば、もう我々も諦めざるを得ないということです。

まあそれはもう残念だけど、僕は上場企業の社長なのでそんな温情で全部お金を使うというのは、そんな会社嫌じゃないですか、株主からしてみると、他の社員が一生懸命稼いできた会社の利益を給料上げるんじゃなくてサッカーに使っちゃったのということに、それでもみんな町田を愛せるようなチームなるんだったらいいんですけれども、まあそこまで持っていくのに社内であっても時間が掛かると思っています。

で、それを腹を決めてやろうということでご説明しているのが今です』

紛糾

質問者F「〇〇と申します。お忙しい中ありがとうございます。

今僕現在、FC町田ゼルビアで大旗を振っております。それで今現在全部含めると22本ぐらいあるんです。それで今振れているのが19本くらいですかね、マックスで。

それの旗に全部今のゼルビアのエンブレムが入っております、それでエンブレム変更ということで、今後、まあ来シーズンからになると思うんですけれども、その旗って振ってもいいものか、それともう1つ、新しいエンブレムになった時にエンブレム使用料みたいなものが掛かるとか、そういうのをちょっと聞きたいなと思って、お願いします』

藤田『はい、ありがとうございます。

もちろん、愛着があれば振っていただいても良いですけれども、あの大旗くらいは僕の個人でプレゼントしますから、新たに作って(会場から拍手が沸く)

そのくらいはお安い御用です、選手人件費と比べたら、ヴェルディ自体は個人でやっていたんですけれど、もう吐き気がするくらいお金が掛かるんですけれど、あのそこはもう会社でやらせて頂いたんで、そういう応援に関わるものとかは、まあ遠慮なく言って頂ければやります。

まあブランド管理をしっかりやるつもりなので、カッコいいものになるまで、まあ一緒にデザインをブラッシュアップしていくのはやらせて頂きたいですけれども、それだけあれば大丈夫です』

ーお時間の方も終わりに近づいて参りましたので、それでは最後の質問とさせて頂きますので挙手のほうお願い致します。

質問者G「〇〇と申します、発言させて頂きます。

えー、先ほど旗にアルファベットで「FC MACHIDA TOKYO」とありましたが、日本語表記では今聞いているところでございますと「FC」がアルファベット、「町田」が漢字、「トウキョウ」がカタカナになっているのを目にしておりますが、それで間違いはございませんでしょうか」

藤田『あ、そうですね。「FC」に「町田」カタカナで「トウキョウ」です』

ーそれでは先ほど最後の質問とさせていただきましたので・・・

藤田『ちょ、ちょっと待ってください、あのここで、何か手ごたえがあったなというのがあればこの後すぐリリースを出そうという準備をしていて、紛糾したら止めようと、っていう風に準備してきたんですけれども、ちょっと今手ごたえが無いんですけれども、他にないですか、どのようにお感じなのか』

質問者H「こんばんわ〇〇と申します、よろしくお願い致します。

えっと先ず1点聞かせて頂きたいんですけれども、僕たちサポーターの声を聞く気はあったのでしょうか。えっと例えば具体例を挙げますと、栃木SCとかでしたらクラブ名の変更に関してサポーターと話し合う場を設けておりました、えっと僕たちの声を何も聞かない状態で、分かるんです、トウキョウをつけたいとか分かるんですけれども、僕らの声っていうのは何も届かないんですか。

僕はバイト代とかを全部ゼルビアに捧げてますし、ちっちゃい頃、小学生の頃に初めてゼルビアの試合に来て、ゼルビアが本当に大好きだからここまでやっているんすよ。人生賭けてゼルビアを応援してるんすよ。僕らの声っていうのは届かないんですか。本当に本当にゼルビアが好きですし、藤田さんのトウキョウをつけたいって意見も分かるんです、ブランドとしてつけたいっていう意見、じゃなんで「東京町田ゼルビア」とかにする必要はなかったんですか。「町田ゼルビア東京」じゃダメだったんですか。ゼルビアが本当に好きなんです、ここにいる人たちは。「ゼルビア」っていう名前が好きなんです。

僕らの声っていうのは無視なんですか。聞いてくれないんすか。(会場から拍手が沸く)

感情的になって申し訳ないんですけれど、僕は本当に商標登録が発表された時からこれを聞きたくて、いつもアウェイだって何万も掛けて行ってるんすよ。重い荷物持って行ってるんすよ。ゼルビアが好きなんすよ、俺は。

俺らの声を聞いてください。すみません、以上です。(終始ほぼ涙声、会場から拍手が沸く)」

藤田『先ずあの、サポーターの意見をクラブ名を変更する時に聞かなかったというか、巻き込んでやらなかったっていうのは、まあ正直ミスだったというか、申し訳ございませんでした。

このチーム名に落ち着くにあたって、「東京町田ゼルビア」まあ「ゼルビア」を残す、かつ「東京」を入れるというのもあらたか検討をしたんです。だけど、結局長いというか、「東京」を入れたい「ゼルビア」を残したいというのを両立させるのが、まあ「町田」は必須ですから、難易度が高いという結果になって、えーまあこのような形に落ち着いたんですけれども、まあプロセスとしての間違いと言うか、本当にこの株を取得する時から、これ先ほども言った通り契約の条項に入っていましたから、これはかなり早い段階でサポーターに説明しなくてはいけないと、僕自身が言っていましたし、もう仮称で入った「東京町田」からもう何度も変わっていますから、その過程で何故意見を聞かなかったのかというのは、本当に反省しております。申し訳ありませんでした』

質問者H「僕らサポーターの声を聞かないで、申し訳ありませんでしたで済む話ではないんじゃないですか」

藤田『じゃあ、済まさないでどうするんですか。済まさなければどうすればいいんですか』

質問者H「僕らともう一回話し合うとか、そういうことが出来たんじゃないですか。今日は報告の場なんですか」

藤田『いや、だからここで紛糾したらリリースを出さないつもりでいますから、まあ今日話し合って、拍手も沢山ありましたから、まあちょっと難しいかなと正直思っています。

あの決を採る場ではないので』

客席「賛成か反対かを拍手してもらえばいいんじゃないですか」

藤田『じゃあそうしましょうか、じゃあやってもらっていいですか。賛成か反対かをここで取ってもらって』

ーそれではチーム名変更に関して賛成の方拍手をお願い致します。

―続いて反対の方。

(配信画面ではどちらが多いと判定出来ない拍手の量)

藤田『ちょっと意外と、全然ダメかと思ったんですけれど半々くらいですよね。

えーどうしましょうか、もう少しやるか、終わるか、もう少しやりますか』

ファンを大事に

ーそれでももう1つ、最後にもう1つだけ、お時間もありますので。

質問者I「〇〇と申します、よろしくお願いいたします。

えっと私は生まれ育ち町田市鶴川民なんですけれども、ゼルビアも長く応援しているんですけれども、最初に藤田オーナーが「世界へ」という標語で株を取得されて、それで商標登録で「町田東京」と来たところで結構納得はしたんですね、世界に打って出るんであればこの「東京」というブランドは結構大きい。

まあそういった中で、ビジョン的にはあの周辺競合ひしめきますし、もう東京は明らかにチーム数多いんですよね、ヴェルディもそうですし、F東もそうですし、まあその中で、東京の人口も考えて打って出るっていうビジョンも理解出来て、そこでチーム名変更も私なりに、そこで強くなる、町田を強くしたいという思いがあるので、まあスタジアムを見ても客少ないなって毎回思ってしまうですね、そういう中でリブランディングっていうのは非常に分かる中で、じゃあプラスなにか、折角地元にサッカーチームあるのって幸せだなと思って今までやってきているんで、やっぱり町田市民向けのなにか、地元サポーター向けのみたいななんか、そういった取り組みとかあればありがたいなと、例えばドイツとかですと結構地元密着で、地元で新たに生まれた子供にチームの服とかグッズをプレゼントするとか、そういうこともやっているなんて、まあドイツは経営のいいチームばっかりなんで、そういうことも出来るとは聞いているんですけれど、まあそういったなにか、地元に向けたなにか、フォローっていうものでもないんですけど、より地元を愛する取り組みなどをなにか、もしあればお伺いしたいなと、まあそういったビジョンなどもあればお伺いしたいなと思います、お願いします」

藤田『はい、ありがとうございます。ほんとに肯定的な意見に癒されます、ありがとうございます。

まあ今までちょっと違う面もあったかも知れませんけれども、これからはファンを大事に、さっきも言いましたけれどファンを増やさないとスポンサーも増えないし、収入も増えなくて先を見通せないっていうプレゼンをしたばかりなので、ファンをもっと大事にし、地元町田を大事にするチームというのを、あんまり本当はフロント陣にそれを言ってこなかったので、改めてそれを掲げて、具体的にこの地元で何をするかっていうのは、これからアイディアを出していくという形になるかと思いますけれども、今後やっていきたいと思っています。

そういう意味で、先ほどのね、おっしゃってる、チーム名を変えるという大事なことを勝手に決めて一方的に発表するというのはミスで済むんですかというのがありましたけれども、本当これはそういうチームを目指す上ではこれは完全に我々のミスで申し訳なかったという風に思っております』

ーそれではもう1ついきますか、もう1つご意見ある方

質問者J「貴重なお時間をいただきありがとうございます、〇〇と申します。

私はさっき若い方でお話されたゼルビアを残したいっていう気持ちも分かりますし、藤田オーナーの気持ちも凄くゼルビアのことを思ってくれていると思っているので、どちらに転んだとしても引き続き応援していきたいと思っております。

で、その上でやはり今ゼルビアを残したいっていう方の思いっていうのをもう少し、まあ断ち切るっていうと言葉が悪いですけれども、納得できるような説明の一つとして、「トウキョウ」を増やすとスポンサーが増える可能性がある、人件費を増やせる可能性があるということを話されていたかと思うんですが、具体的に来年、J2でJ1昇格を目指すポジションに行くために、どういった「トウキョウ」というのをつけて、えー現時点でなかなかお話出来ない部分が多いかと思うんですけれども、どれだけの勝算というか公算があるのか、可能な範囲で教えて頂ければ納得出来る部分も増えるのかなと思いますので、お答えいただければと思います、よろしくお願い致します」

藤田『はい、ご理解いただきありがとうございます。

あの、ちょっと来年の選手人件費をいくらにするっていうのは、これは現時点ではまだ未定なんですけれども、まあ最初からいろんなインタビューでも言ってきたんですけれども、ハード面が整ったらそこから選手を誘致したりとか、ゼルビアで活躍した選手をしっかり選手人件費を増やすことで止めるっていうようなことをしなくてはならないので、まあここから人件費を増やしていくところに入っていくので、今造っているクラブハウスの完成が2020年の秋くらいを目途にしているので、それが出来る前提で獲り始めるということになると思うんですけれども、かつて多額の人件費を用意して、いい選手をバンバン獲ってチームが壊れていったチームを見てきたので、そうならないように、監督やGMなどと相談をしながら、適切な着地点が何処なのかというところを見つつですね、補強、人件費を増やすというのは間違いないです。それなりの規模をやろうと思っております、三木谷さんほどは無理なんですけれども、あんな風には出来ないんですけれども、出来る限り頑張ろうという風に思っております。

えっと営業の面で、サイバーエージェントも動いているんですけれども、そのリブランディングして東京の町田のチームというと、いけるんじゃないかと感触はあるんですけれども、今現在の町田ゼルビアのスポンサーをやって下さいというのはなかなかハードルが高くて、なかなか大手のスポンサーは入ってこないですよね、だからそこをガラッと変えるような動きを今後していきたいと思っております』

ーだいぶお時間の方が差し迫って参りましたが・・・

藤田『あの、その難しいかなと、今思っているんですけれど、あのこの後、チーム名変更しますというリリースをどうしても嫌だという方はちょっと挙手して頂いてもよろしいですか』

(目算で3割~4割が挙手している)

藤田『あぁ、ちょっと難しいですね、まあ当然全員の賛成を得るのは無理だと思っているんですけれども、ちょっと一旦、保留にします、はい』

(会場から拍手が沸く)

 

FC町田ゼルビアサポーターミーティング 大友健寿社長・下川浩之会長挨拶全文

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