Jリーガーの「年俸」「契約年数」「移籍金の設定額」お願いだから公開して!

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もう少しで「アレ」じゃないですか?

あれ?

あそうだそうだ。

もう少しなんじゃないですか?

アレですよアレ。年末に訪れる唯一のお楽しみのアレ。

「ぼ」から始まるアレですよ。

違う違う!ネクタイ頭に巻いてYシャツ脱いで踊っちゃう方の「ぼ」じゃなくて、カタカナの「ボ」の方。

そうそう「ボーナス」ですよ、賞与、賞与。

私はもう会社を辞めてしまったのでボーナスは誰からも頂けませんけれど、それでも覚えてますよ、あのドキドキとワクワク。

「不景気だからね、ボーナスも雀の涙よ」

なんて言いながらも、一瞬だけ温かくなる懐が心に滲みてくるんですよね。まあ本当に一瞬ではあるんですけど。

で、ボーナスと言えば「査定」じゃないですか。

アレもね、自分の中だけでは結構なドラマなんですよね。

「おぉ 〇〇部長、ちゃんと俺のこと見ててくれてたんだ。。Thanks…」とか

「マジかよ。もうこんな上司の下じゃやってられねーよ」とか

でもって、仲のいい同僚にこっそり「いくらだった?」なんて聞いちゃったりして、その同僚が思いのほか沢山貰っていたりすると、急にテンション下がっちゃってね。

悔しさ紛れに「やっぱさ、あいつって上に取り入るのホント巧いよな。なに、姑息って言うの?」とか言い始めちゃったりして、で結局そのまま居酒屋へGOですよ。

「俺なんかさ、あいつよりこんなに少ないんだぜ?納得出来ねえよ」が開会の言葉となって乾杯。

「お前が頑張ってるのはみんなちゃんと分かってるぜ、大丈夫だよ絶対報われる時くっから」が閉会の言葉になって締め。

その道中では当然ながら「次の部長はあいつだな」「あの人やらかしちゃって転勤だってよ」「あの人は絶対将来役員にまでなる器だよ」「バイトの○○ちゃん彼氏いるのかな」

みたいなTheサラリーマンなやり取りが繰り広げられるわけですけど、これってサッカーの世界にも導入出来ませんかね?

Jリーグ与太話

んん。ちょっと飛躍し過ぎたかも知れないぞ。

人間の限界、夢の記録9mを遥かに超えるスーパージャンプをしてしまったかも知れない。

はい、じゃあも一回、助走ラインに立つところから始めますよ。

これってサッカーの世界にも導入出来ませんかね?

あれ?今度は助走ラインから後ろに下がっちゃった感じがする。ジャンプする気があるのかないのか、いやその人がジャンパーであるのかすら識別出来んな、これじゃ。

というわけで、ジャンプとか夢の記録9mとか、そういうややこしいこと抜きにして書こうと思います。

サラリーマンが「査定」「ボーナス」「人事」「女」について、あ~だこ~だと結論の出ないコミュニケーションを楽しんでいるように、サッカーファンが「選手の査定」「年俸」「移籍話」について、もっとマジでコミュニケーションを楽しめるように出来ないもんかね?

と、そう言いたかったのです。

まあ、それを出来るようになったからって、何か結論を出せたりするわけじゃないし、まあ与太話の類で終始するのがオチって言えばそうなんですけど、現状のJリーグで出てくる情報だけじゃ、あまりに物足りなすぎて、こういう選手の「カネ」の話とか「移籍」の話って、与太話のレベルにすら達していないんじゃないかと、そう思うわけです。

いや、はっきり申し上げれば、選手の年俸も、契約年数も、移籍金の設定額も公開されていない実情を考えれば、どだいサッカーファンに「Jリーグ与太話」しろってのが無理に話で、だから齋藤学選手みたいに、必要以上に悪者にされちゃう選手が出てきちゃうんだと思うし、齋藤選手ほどではないまでも、実は契約満了で仕方なく移籍したような選手が「裏切者!」なんて批難されちゃったりするんじゃないかと、皆さんもそう思いませんか?

でもですよ、これがスペインのリーガエスパニョーラのように、選手名鑑を開くと全ての選手の年俸、契約年数、移籍金の設定額、代理人に至るまで掲載されていればですよ、もうその情報だけで、何日だって酒飲めそうですよね?特に試合のないシーズンオフなんて格好のネタになるじゃないですか。

チャナティップ選手のイチ推しスイーツ載せるくらいなら、契約年数と移籍金設定額、こっちも載ってたっていいじゃないか!

頑張れエル・ゴラッソ

で、こういう情報って、サッカーファンが与太話出来るようになるって事だけじゃなくて、Jリーグに投資しようとしている人たちにとっても、絶対に有益な情報足りえるんですよ。

これね、Jリーグがこれまで頑なにこういった情報を公開してこなかったのって、その理由はハッキリとは分かりませんけど、まあ概ね、実業団スポーツ時代からのムードがそうさせているんでしょうね。

スポーツでカネを稼いじゃいかん!

みたいなね、実にくだらんですよ。

サッカークラブを運営するのには膨大なカネが必要で、そこでプレーする選手たちはクラブにとって資産なのであって、その資産を売ったり買ったり、育てて大きくしてみたり、それもそのクラブの重要な能力として評価されるべきなのに、肝心の「資産=選手」にどんな金銭的価値があるのか、それが知らされていないから、ファンはクラブの能力すらも適正に評価させてもらえていない。

会社にだってあるじゃないですか、不愛想でちょっと何考えているのか分からないけど、部下を次々と出世させていく部長とか、不思議と独立して成功する人材ばっかり輩出してる部署とか。

でも、今のJリーグってそういう「実は・・・」みたいな陰の功績が、なかなか評価を得にくい環境にあると思うんですよね。

だけど、こういった分野の話って、間違いなく大好物な人たちいますよね?居酒屋で与太話してるサラリーマンなんてその典型ですよ。

「クリスティアーノが柏と残り2年の契約を残していることを表明」

とかって、何でブラジルのメディアが流した情報をJリーグファンが有難がらなくちゃいけないんだと、そう思いません?

エル・ゴラッソとか、どうしてんだよ。もうみんな応援してるチームが勝った時に1面飾ってる場合だけ記念に買ってる感じになっちゃってるぞ!

選手とカネの情報を求めて駄々をこねる

と、既存メディア批判はこれくらいにして

これからJリーグがより多くの人たちにとっての関心事になっていこうと思ったら、選手とカネの情報。ココは絶対に避けては通れないでしょうし、ココを公開出来るようになれば、間違いなくファンの裾野は拡大していくと私は思っております。

その為には、ファンがもっと強烈におねだりしないといけないかも知れませんね。

「やーだー!!!伊東純也の契約年数教えてくれなきゃ、やーだー!!」

「やーだー!!!中山雄太の移籍金設定額教えてくれないと、ここでオシッコしちゃうぞー!!」

日立台の事務所前、あるいは御茶ノ水のビルのロビー、渋谷エルゴラ事務所ビルの前で、わからんちんになって駄々をこねて泣き叫ぶサッカーファン。

怖いですねぇ。

だが、これも日本サッカー界の未来を思っての行動なのだ。

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