本田圭祐をロシアに連れて行け!親善試合マリ戦にみた「そう思う」理由

コラム
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本田圭祐は必ずロシアに連れて行くべきだ。

先日ベルギー・リエージュで行われた親善試合「日本代表対マリ代表戦」をテレビで観ながら改めてそう思った。

正直な気持ち、私は日本代表がW杯でどんな成績に終わろうとも、自分のサッカーに対する思い、スタンスが変わるようなことは無いと思っているので、そこにどういった選手たちが挑むことになるかについては、世間的な関心度合いに比べればかなり低い方だと自認している。

そもそも日本のサッカービジネスにおける圧倒的な「日本代表至上主義」には辟易としているし、前回のブラジル大会くらいからは世界的スター選手が「あからさまに」大会出場を辞退したりしている光景を見させられたことで、W杯自体に以前のような眩さを感じなくなってしまっている。

それでもナショナルチーム同士の大会としては、W杯が世界最高峰であることに変わりはないのだが、感覚的には大会準々決勝くらいからでないと本当の意味での真剣勝負を見ることが出来ないようにも思っている。

 

本田圭祐の代表復帰 そしてその圧倒的存在感

https://twitter.com/SoccerKingJP/status/977463610552152064

 

とはいうものの、日本においてW杯こそがサッカー界最大のコンテンツでもあり、それだけに例えスタンドがガラガラの親善試合であっても平日のゴールデンタイムに生中継がされ、私のTwitterタイムライン上も、試合のあった夜からはもっぱら日本代表の戦いぶりやピッチを縦横無尽に飛び回っていたハトの群れについての話題で溢れている。

試合自体はいかにも寄せ集めのナショナルチームらしい、見どころに欠ける内容であったことは多くのサッカーファンの方々も思いを同じくしてくれるはずだが、そうした中で、私がこの試合において最もその存在感を強く感じたのは中島翔哉でも宇賀神友弥でもなく本田圭祐であった。

本田は1点ビハインドの後半途中からこの試合に交代出場という形で起用された。生中継のテロップを見ると、これが約6か月ぶりの代表復帰であることを改めて知る。

本田、香川、岡崎といった長く日本代表を牽引してきたスター選手が昨年11月の日本代表欧州遠征のチームに選ばれず揃って代表落ちしたことはかなり大きな衝撃を以て世間を騒がせたが、その3人の中から今回の欧州遠征で本田圭佑だけが代表に復帰した。

https://twitter.com/SoccerKingJP/status/977429044063911936

 

彼が「都落ち」するようにして求めた新天地、メキシコのパチューカにおいてコンスタンスに試合に出場し、得点やアシストといった目に見える形での結果をおさめていることが今回の代表復帰につながったと見る向きも多く、実際それはハリルホジッチが本田圭祐を呼び戻す大きな動機になったのは間違いないだろう。

本田圭祐はマリ代表を相手にプレー面ではほとんどいいところを見せることは出来なかった。ただ、その空間を凌駕するかのような存在感だけは抜群であることも改めて示したような気がする。

この試合で私たちが見た映像は日本に向けた中継映像なので、本田はベンチにいる時からワンショットで抜かれ、横に並んで座っている他の選手たちの中に埋もれることも決してない。そして日本代表にとってこの試合唯一の見せ場だったと言ってもいい終了間際の同点ゴールのシーンでは、ゴールを決めた中島翔哉のもとにイの一番で駆け寄り、その姿は翌日のニュース画像にも多く使われた。

 

日本サッカーは本田圭祐に夢をみた

 

2010年のW杯で「日本人離れ」した活躍を見せたことで、それ以来、本田圭祐は押しも押されぬ大スター選手として扱われてきた。全く気後れする様子もなく堂々と名門クラブの背番号10を背負うこの選手に、日本サッカー界は夢を見せてもらってきたのだ。

あの一見「不器用」に見える独特なボールタッチ、関節の柔軟さを微塵も感じさせないようなキックフォーム、すぐにでも文句を言いだしそうなあの突き出した口元。本田圭祐にはおおよそ「憧れのサッカー選手」に相応しいと思えるような要素をほとんど見いだすことは私は出来ない。それでも本田は2度もW杯に出場し、3つの印象深いゴールを決めて見せた。

 

本田のいない代表は「ケチャップのかかっていないオムライス」

私が本田圭祐をロシアに連れてくべきだと思うのは、彼のいない日本代表では「花舞台」に叶う選手がひとりとして見当たらないからだ。彼のプレイヤーとしてのスキルには正直言って全く期待はしていないし、ハリルホジッチ監督がやろうとしているチーム戦術に本田圭祐が適正なのかどうかも分からない。いや、分かろうとも思ってもいない。

ただ、本田圭佑のいない日本代表は、日本のスポーツメディアから見れば「ケチャップのかかっていないオムライス」のようなものであろう。

ケチャップがかかっていなければ、本当は美味しいはずのチキンライスの素晴らしさに目がいかないかもしれないし、場合によっては「ケチャップをよこせ」と騒ぎだす客も出てきてしまうかも知れない。

 

本田圭祐と心中しよう

繰り返していうが、現在のW杯には「日本中がサッカーに最も関心をよせる期間」としての価値しかないと私は思っている。そこで何が起きて、何が起きなくても、日本サッカーの進むべき道が大きく変わるとは思わない。

であれば、日本を代表して出場するチームに千両役者である本田圭佑を入れないという選択肢は私の中では非常にナンセンスな判断だと思えてしまう。

サッカーメディアだけでなく、日本のあらゆる大メディアが、オリンピックの金メダリストに対する注目度をはるかに越える勢いを以て、圧倒的な情報量を一気に「垂れ流す」4年に一度の一大事に「無名だけど将来性は未知数」な選手を連れて行くくらいなら、本田圭佑を連れて行くことでどれだけの露出効果を生み出すことか。

日本代表が素晴らしい戦績をおさめたとしても、おさめなかったとしても、本田圭佑こそがその全てを背負うことが出来る唯一の日本人選手だ。

日本代表よ、ハリルホジッチよ、本田圭佑と心中しようじゃないか。

 

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