E-1選手権 韓国に惨敗 やはり出た「国内組」「Jリーグ」はダメ論

日本代表
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「このサッカーでは楽しめない」

私は韓国に4点目のゴールが決まり、伊東純也に変わって川又堅碁が投入されてもなお変わることのない戦況に耐えられなくなり、試合時間がまだ10分も残っていたにもかかわらず味の素スタジアムをあとにした。

今季これまでに、あらゆるカテゴリーのサッカーをスタジアムで観戦してきたが、私が試合途中で試合を見るのをやめたのは初めてのことだ。いや、これは今季だけに限った話ではない、これまでどんなサッカーに対してでも、何らかの面白みを発見出来るのが私が唯一人に自慢できることでもあった。しかしこの日の日本代表からは最後までそれを見つけることが出来なかった。

 

「チームになり得ていない」ことへのショック

韓国に捧げたゴール、特に流れの中からキム・シヌクに与えた1点目と3点目のシーンは、おおよそ日本を代表するチームが喫してはいけないものであったのは明らかだし、日本代表には立ち上がりのPK奪取以外に得点の匂いがする場面を作ることが出来なかった。

これまでに多くの名勝負を繰り広げてきた日本と韓国による戦いの歴史に、ホームで1-4という惨敗を喫するという事実以上に、私はこの試合で「国内組」の代表選手たちが、おおよそ「チーム」となり得ていない事実に大きなショックを受けるとともに、サッカーとして楽しめない心中に達した。

ハリルホジッチがどういった意図をもってこの試合に挑んだのかは不明だ。しかしながらこの日の日本代表が見せたパフォーマンスは、もはやサッカーとは呼べないようなものだった。

言って見れば1人1人の選手がそれぞれ「別の世界」で戦っているかのようなシーンの連続。そして「戦う姿勢」すら感じにくい内容でもあった。

11人で行う団体球技であることを選手たちが忘れてしまったかのように、その連動性は完全になりを潜め、単発的なプレーの連続に終始する試合内容に私は愕然とした。

もちろんこの試合を韓国のサッカーファンはそれなりに楽しんだかもしれない。しかしそれでも「心の底から」楽しめてはいないだろう。一方がいくら美しいハーモニーを奏でていたとしても、もう一方がこれほどの不協和音で耳汚しをしているのだ。少なくとも「耳のいい」サッカーファンにとっては、この試合は単なる騒音でしかなく、少なからず不快感を覚えたはずだ。

 

しかし私は全く失望していない

 

とここまで、韓国戦の日本代表に対して批判的な言葉を連ねてきたが、私は日本代表にも、この日出場した選手にも、ベンチで出番を待っていた選手にも、全く失望はしていない。(ハルリホジッチに対しては失望も期待をしていない)

サッカーには時にこのような異変が起きるということも理解しているし、韓国戦に出場した選手たちそれぞれが、非常に優れた才能と実力をもった選手たちである事も十分に分かっている。

しかし、この試合結果を受け「国内組はダメだ」「Jリーグはダメだ」といった論調が出てきているのは非常に残念に思う。今回の敗因をそうした「背景」に求めることほど虚しいものはない。「国内組」は「我々自身」ではあるまいか。

プロスポーツの選手である以上、批判の対象となるのは致し方ない話でもある。しかし、彼らを「Jリーガー」である事を理由に批判するのは、問題をあまりに「単純化」し過ぎているとは言えないだろうか。

こうした「単純化」する論調がメディアで踊るのを見る度に、日本サッカー界が、Jリーグが、サッカー選手が、冒涜されているように私には見えてしまう。

代表選手たちの帰りを心待ちにするファン・サポーター

今大会で日本代表に選出された選手たちの中には、これが初めての選出、初めての出場となった選手も多い。そんな彼らであっても、既にJリーグで素晴らしいプレーを我々に見せてきた選手ばかりだ。

彼らは常に最高のプレーを見せられるわけではないが、長い時間を共にトレーニングし、その特徴をより正確に把握されているクラブでの試合においての方が、より高いパフォーマンスを発揮出来ることを多くのJリーグクラブのファン・サポーターは良く分かっている。

そして、たかだか数試合のパフォーマンスだけでは彼らに対する評価は揺るがないし、きっとこの経験を来季のJリーグでの試合に活かしてくれるはずと信じているだろう。

彼らは、自分たちが愛するクラブでプレーする選手たちが、何らかの「財産」を持ってクラブへ帰ってくるのを心待ちにしているはずだ。

 

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首都圏、関東圏を中心にJリーグから都県リーグまでの試合日程を記したカレンダーを作成しました。是非とも現地観戦のご参考に!

2017年9月から、私が開設しているブログがあります。

ブログタイトルは「ラーテル46.net」

こちらのブログでは主に、私が最近妙に熱心に応援し始めた「柏レイソル」についての内容を多く記事にしています。

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