E-1選手権 日本代表メンバー発表 「海外組」が失いつつある闘争心を見せろ!

コラム
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私はE-1サッカー選手権を少なからず楽しみにしていた。

国際Aマッチウィーク外の開催となるこの大会では、欧州などでプレーする「海外組」の招集は叶わないが、Jリーグでプレーする「国内組」だけのメンバー構成であっても、その興味は弱くなるどころかむしろ強くなっている。

 

 

欧州遠征では感じられなかった闘争心

先日行われた日本代表の欧州遠征では、私は日本代表の戦いから「必死さ」や「闘争心」といったものをほとんど感じることが出来ず、日本代表の選手たちがいわゆる「ワールドクラス」と戦う上でのモチベーションが持ちにくい時代になってきたのだと感じていた。

現在の日本代表で多勢を占めるヨーロッパリーグでプレーする選手たちにとって、世界トップクラスの選手やチームと対戦することは日常であり、それほど特別なことではない。

そして、世界には「代表チーム」に選ばれていない選手の中にも、高いポテンシャルを持ち、圧倒的な実力を誇る選手がいくらでもいることも肌感覚で分かっているだろう。

彼らにとって「W杯で勝利すること」が以前よりも大きな価値を持っていないのではないか。

私はブラジルを前に、全くといっていいほどチャレンジブルでリスキーな戦いを挑まなかった日本代表選手に失望するというよりも、妙に納得してしまったのだ。

 

必然的に生まれる緊張感

しかし、戦う舞台が東アジアであればそれも少し変わってくる。

韓国も北朝鮮も中国も、日本にとってどのチームもライバルであり、内容がどうあれ負ければ必ず批難され、必然的に緊張感を生み出す相手である。

しかもそれに挑むのが国内でプレーする選手だけで構成された日本代表チームであれば、選手ひとりひとりに掛かる重圧も大きくなってくるだろう。

勿論、これは日本側だけの話ではない。

この大会に参加する3チームも、必ず日本を倒すためにあらゆる手段を使ってくるはずだ。

サッカーは互いのモチベーションが同様に高ければ高いほど、白熱した面白いゲームを見ることが出来る。

メディアは「ロシアW杯代表入りをかけたサバイバルゲーム」というような煽りでこの大会を扱っているが、私はそうは思わない。

この大会こそ、日本代表チームがプライドをかけて戦える希少かつ貴重な機会と捉えている。

 

代表経験の少ない日本代表

 

11月29日の午後、日本サッカー協会が発表したメンバーは以下となる。

GK
東口 順昭 ヒガシグチ マサアキ(ガンバ大阪)
権田 修一 ゴンダ シュウイチ (サガン鳥栖)
中村 航輔 ナカムラ コウスケ(柏レイソル)

DF
山本 脩斗 ヤマモト シュウト(鹿島アントラーズ)*
西 大伍 ニシ ダイゴ(鹿島アントラーズ)
谷口 彰悟 タニグチ ショウゴ(川崎フロンターレ)
車屋 紳太郎 クルマヤ シンタロウ(川崎フロンターレ)
昌子 源 ショウジ ゲン(鹿島アントラーズ)
植田 直通 ウエダ ナオミチ(鹿島アントラーズ)
三浦 弦太 ミウラ ゲンタ(ガンバ大阪)
初瀬 亮 ハツセ リョウ(ガンバ大阪)*

MF
今野 泰幸 コンノ ヤスユキ(ガンバ大阪)
髙萩 洋次郎 タカハギ ヨウジロウ(FC東京)
清武 弘嗣 キヨタケ ヒロシ(セレッソ大阪)
大島 僚太 オオシマ リョウタ(川崎フロンターレ)
三竿 健斗 ミサオ ケント(鹿島アントラーズ)*
井手口 陽介 イデグチ ヨウスケ(ガンバ大阪)

FW
小林 悠 コバヤシ ユウ(川崎フロンターレ)
倉田 秋 クラタ シュウ(ガンバ大阪)
金崎 夢生 カナザキ ムウ(鹿島アントラーズ)
阿部 浩之 アベ ヒロユキ(川崎フロンターレ)*
杉本 健勇 スギモト ケンユウ(セレッソ大阪)
伊東 純也 イトウ ジュンヤ(柏レイソル)*

※「*」は日本代表初選出。

JFA.jp公式サイトより引用

ハリルホジッチは「好調なチームから多くの選手を選んだ」というようなことを言っているが、初代表の選手は5人。それを除けば大きな驚きを与えるメンバーにはなっていない。(ガンバ大阪から最大の6人選出という点に違和感は感じるが)

強いて言えば、鹿島のDFラインがセットで選出されている点と、柏レイソルのスピードスター、伊東純也が初招集された点、ハルリから干されていた金崎が復帰した点くらいであろうか。

ただし、ここ数年は海外組が日本代表を席巻していることから、今野、清武、以外の選手たちは代表歴が浅いか、ほとんど代表歴のない選手ばかり。

W杯予選終盤からレギュラーとして起用されるようになっている昌子、井手口は別格として、どの選手が起用されたとしても、かなり新鮮な顔ぶれになってくることは間違いないだろう。

 

海外組が失いつつある「闘争心」を見せろ!

当然ながらともにトレーニングする期間も限定され「チーム」として機能させることは難しいかも知れないし、そもそも今回の大会ではその点についての期待値は低い。

しかし、

そうはいっても、相手は韓国、北朝鮮、中国という「猛然とぶつかってくる」相手である。

私がこの大会で最も期待したいのは、そうした相手に立ち向かい、闘争心あらわに挑戦する、そんな日本代表選手たちの姿だ。

選手たちの心の中には来年の「W杯メンバー入り」が当然あるだろう。

しかし、私が今の日本代表チームに決定的に欠けているのは「闘う姿勢」だと思っている。

ヨーロッパでのプレー経験や、技術スキルの高さ、そういったモノが海外組にあるのかも知れないが、それはあくまで「国内選手」と比較してという前提がつく話。

極論でいえば、それが「闘うチーム」であれば、私はW杯に挑む日本代表が全員国内組でも構わないとさえ思っている。

「海外でプレーしたい」

「日本代表に定着していきたい」

こうした気持ちを持っているであろう国内組の選手たちに私は大いに期待をしているのだ。

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