《昇格プレーオフ進出も射程圏》 ジェフ市原・千葉はJ1で戦うべきだ

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少々の偏見は承知で言わせていただく。

ジェフ市原・千葉はJ1で戦うべきだ。

オリジナル10のメンバーでもあったジェフがJ2へ降格したのは2009年。既に8年間に及ぶJ2暮らしとなった。

降格以来、J1昇格プレーオフに進出すること3度。概ね上位争いを続けてきたジェフが昨季2016年は最終順位が11位となり、初の二桁順位に終わった。

そして迎えた2017年。リーガ・エスパニョーラでの実績も確かなアルゼンチン人監督、ファン・エスナイデルが指揮官となり、ワールドクラスのストライカー、ラリベイの加入を目玉に、鳥栖から清武功暉、新潟から指宿洋史、山形からキム・ボムヨン、福岡から為田大貴など、個性ある若い選手も多くチームに加わった。

完成しつつあるチーム

そして今、ジェフはひとつの洗練されたチームとして完成しつつある。

私は11月5日にフクダ電子アリーナで行われたJ2リーグ第40節「ジェフ対町田」の一戦をスタジアムまで観戦しに行った。

そこで目の当たりにした光景は、おおよそ昇格プレーオフ圏外にいるチームのそれとは思えなかった。

試合は前半早々にジェフが速い攻撃と前線からのプレッシングで2点を先行。

後半町田に1点を返されるも、ジェフの危なげない安定した試合運びと堂々たる戦いぶりが目についた。

ジェフには「個」で際立つ選手は前線のラリベイくらいしかいない。しかし、そのラリベイも含めた11人が90分間連動し合い、特に相手ボールになった瞬間のボールホルダーへのプレッシングの速さ、そこで奪ったボールをシュートにまで持っていく切れ味の鋭い攻撃にはしたたかさがある。

ジェフの11人の選手たちは

「自分達の攻撃のスイッチは相手がボールを持った瞬間に押される」

こう考えているのではないか。と思わせるスムーズな動きだった。

もちろん、1人1人はJ1での経験も少なくまだまだ名の通っていない選手も多い。しかし彼らの見せるサッカーには魅力があった。サッカーが11人で戦う球技であるという当たり前の事実を再認識させてくれるような素晴らしさを感じた。

フクアリ そこにいることへの幸せを感じる空間

そして、そんなチームを後押しし続けるスタジアムの雰囲気にも私は圧倒される。

日曜日の天気の良い午後、JR蘇我駅からフクアリへ向かう人の列には、それが彼らの生活に欠かせない楽しみであることを大いに感じさせられたし、試合の1時間前からスタジアムの外にまで響き聞こえるサポーターのチャントには迫力を感じた。

スタジアムにいるどの顔にも「そこ」にいることへの幸せに溢れた表情が感じられ、その瞳はキラキラしている。ジェフサポーターでもない私がそこに混じっていても、何とも居心地のいい空間。これこそが、ホームスタジアムなのだろう。

彼らはもちろん、チームが未だ昇格プレーオフ圏外にいることも承知で、この試合に勝ったことによって得られるチャンスがどの程度のものであるかは十分に理解している。それであっても、11月にしては暖かいフクアリで自分たちが応援するチームの試合を応援することを心の底から楽しんでいるのだ。

ジェフはJ1で戦うべきだ

はじめに書いたことをもう一度言わせていただく。

「ジェフ市原・千葉はJ1で戦うべきだ。」

これは、チームが素晴らしい戦いぶりを見せていることだけから言っているわけではない。

ジェフのホームスタジアム、フクアリには「サッカーを楽しむ光景」が溢れている。

他のJリーグクラブにはそれがないと言いたいのではなく、ジェフの選手もファンもサポーターも、彼らがもう1段ステップを上にあがったときに、それを「楽しさ」として昇華させられるムードを強く感じたのだ。

鹿島アントラーズや浦和レッズ、同県のライバル、柏レイソルがフクアリへ遠征してきたときに、そこで奏でられるハーモニーが「日本サッカー界」における至高の名作となり得るのではないかと期待してしまうのだ。

ジェフは最終戦を残して、未だ昇格プレーオフ進出の可能性を大きく残している。

まずは、横浜FCを迎え撃つホーム最終戦で最高に楽しい週末をジェフサポーターが過ごせることを期待したい。

こちらのブログもやってます!

2017年9月から、私が開設しているブログがあります。

ブログタイトルは「ラーテル46.net」

こちらのブログでは主に、私が最近妙に熱心に応援し始めた「柏レイソル」についての内容を多く記事にしています。

まだ始めたばかりのブログではありますが、頻繁に更新していますので、よろしければ、「ラーテル46.net」も併せてお楽しみください。

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