ザスパサポの叫びを面白がっていてはいけないでしょう

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台風の影響も多分にあるんでしょう。

J2リーグでは結構波乱が起きたことで上位陣の順位変動も少なからずあった今週末。

アビスパはウェリトンがPKを2回も失敗し、松本山雅はアルウィンで大分に完敗。ここへきて、長崎が着実に勝点を積み上げ、とうとう2位アビスパと並びました。

それにしても、サッカー選手とはなんとカッコイイんだろうか。

J3「福島ユナイテッドVS栃木SC」をご覧になられましたか?

もう、半ば水中球技ですよ。降り続く雨が土壌の吸水能力の限界をはるかに超え、大きく蹴ったボールがピッチに落ちる時の音が「バシャア」

ボールを持った選手にスライディングでアプローチした時にはその衝撃の大きさを水しぶきが「ブアシャアアア!」大袈裟に伝えてきます。

こんなコンディションの試合になると、どっちが「より男の子」であるのかを競い合っているといってもいい。パンツもスパイクもグシュグシュになることは言うまでもなく、終わってからシャワーを浴びていると、体の思わぬ場所にドロが固まってついていたりするもんです。

普段はすまし顔で巧みなボールタッチを見せている選手達が、この日ばかりはその「マチズモ」を露わにしている。

「サッカー選手の男らしさに惹かれる」という諸姉には、大雨の日の観戦を是非ともお勧めしたい。見られますよ、普段は見せないあの選手のマチズモが。

岡山に参戦したザスパサポの思い

で、ザスパクサツである。

前節の試合結果をうけ「今季J2リーグ21位以下」が決定。

今節も負けたので、実質的に最下位も決定です。

その試合後にザスパサポが正田醤油スタジアムゴール裏に掲げたショッキングな横断幕がSNSなどを通じサッカー界全体に波紋を広げ、「ザスパクサツ群馬騒動」として大きなトピックとなってしまっていますね。

単なる成績不振に対するサポーターの叫びではないというこの騒動の本質が徐々に分かってきたことで、Jリーグサポ全体に対しても訴求力のある訴えとなっているんでしょう。

21日にクラブ側が公式サイトで発進した「ザスパクサツ群馬を応援してくださる皆様へ」においては、「今季の成績不振」を謝罪する内容に終始し、ザスパサポが世に投げかけた問題提議に全く答えていないと、更にその不満を大きくしてしまう始末。

21位以下が決定したとはいえ、リーグ戦がまだ残っている状態ではクラブもその対処に苦慮しているのが実際であろうが、それはザスパサポとて一緒なんである。

台風が近づく激しい雨のなか、岡山まで愛するザスパを応援しに馳せ参じたサポーターはそこにいた。

クラブのJリーグ昇格の功労者、故大西忠生が好んだ山本五十六の名言を記した横断幕を掲げた彼らの人数ざっと40名弱であろうか、ザスパで戦う選手たちのために、新幹線で、夜行バスで、はたまた自身が運転する車で、何時間もかけ群馬から岡山までやってきて、そして負けてビショビショになった身体を拭って、同じ時間をかけ群馬に帰るのだ。

そうしたことに同情しろと言いたいのではない。何故なら彼らにとってこれは生活の一部であるから。彼らにとってザスパと共に生きていくことが「普通の生活」なんですよ。

それが脅かされかけている現状に対して叫んでいるんでしょう?

J3に降格しようが、地域リーグに降格しようが、ザスパが主体性をもったクラブであって欲しい。これが彼らの願いの核心。

福島ユナイテッドや栃木SCサポのように、雨中の対決であろうが、酷暑の戦いであろうが、ただ純粋にザスパを応援したい。それだけなんですよ、きっと。

こんな心からの願いを面白がってはいけない。まだまだ脆いですよ、日本サッカー界は。

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ブログタイトルは「ラーテル46.net」

こちらのブログでは主に、私が最近妙に熱心に応援し始めた「柏レイソル」についての内容を多く記事にしています。

まだ始めたばかりのブログではありますが、毎日更新していますので、よろしければ、「ラーテル46.net」も併せてお楽しみください。

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